ミャンマー出身(スーさん)

IT業界就職

日本に来たきっかけを教えてください。

ミャンマーの大学で、日系企業の現地採用試験に合格しました。日本に来てエンジニアとして働いていましたが、取引先の会社にひとりで常駐し、自分の会社に帰ることはない。社内の交流は無く、新しいソフトウェアの仕組みを知りたくても聞ける人がいない。そんな状況でしたので、寂しいなという気持ちがあり、転職を決めました。

今の会社に転職してからは、どうですか?

社内のコミュニケーションが活発です。2泊3日の社員旅行にも参加しました。BBQをしたり、アスレチックをしたり、料理大会をしたり…。料理大会は指定された食材で料理を作るゲームなのですが、限られた食材でミャンマー料理をつくりました。カレーのような料理を作ったのですが、あまりミャンマーの味にはならなかったです(笑)。

積極的に話しかけてもらえるので、なんでも話せる環境です。どのくらい積極的かというと、社員のみなさんがミャンマー語の本を買って、挨拶を覚えたりしてくれます。本当にすごいです!

以前の会社では、家族の事情でミャンマーに帰りたいときも言いにくかったですが、今は安心して相談できます。

素晴らしいチームですね!お仕事はどんなことをしていますか?

システムの設計などをしています。大きいシステムなので、お客様が作りたいシステムの資料が膨大で、必要な情報を探し出すのが大変です。わからないことがあればお客様と打ち合わせ。お客様の要望をしっかりヒアリングしています。

外国人として日本の会社で働くうえで、気を付けていることはありますか?

打ち合わせの内容など、自分が理解している日本語が正しいか、チームメイトに確認するようにしています。自分の解釈のまま仕事を進めてしまうと、お客様にもチームメイトにも迷惑をかけてしまうので。

転職活動は上手くいきましたか?

大手の会社に2社ほど内定をもらっていました。お給料などは良かったのですが、雰囲気が以前の会社とあまり変わらなかったので辞退しました。

今の会社に決めた一番の理由は、社長の人柄です。面接で緊張せず話せたことが嬉しかったです。

これから就職、転職したい後輩のみなさんにアドバイスをお願いします!

とにかく日本語の勉強が大切です!わたしも日本に来たばかりのころは、仕事で使うほど日本語が話せませんでした。日本語のテレビを観たり、音楽を聴いたり、日本人の友達と食事に行ったりして、日本語を覚えました。

仕事の内容は、日本語が分かれば自分で調べることもできます。まずは勉強を頑張って!